ビデオ判定“高勝率”のロイヤルズも今回ばかりは「審判の判定通り」

[ 2014年10月26日 16:48 ]

6回、ロイヤルズのエスコバル(右)は二塁へ帰塁するジャイアンツのアリアスにタッチする (AP)

ワールドシリーズ第4戦 ロイヤルズ4―11ジャイアンツ

(10月25日 サンフランシスコ)
 今季から拡大されたチャレンジ方式によるビデオ判定においてメジャー最高となる63パーセントの確率で判定を覆してきたロイヤルズ。そのロイヤルズが25日に行われたワールドシリーズ第4戦でビデオ判定を要求する場面があった。

 6回、無死一、二塁の場面でリードの大きいジャイアンツ二塁走者のアリアスを捕手のペレスは見逃さずにけん制球。アリアスは二塁のベースカバーに入ったエスコバルのタッチをかわし、かろうじてセーフとなった。

 その後、やや間を置いてベンチを出てきたヨースト監督は審判に対してニューヨークのビデオ判定センターへプレーの確認を要求。しかし、その要求の1分47秒後にニューヨークから返ってきた回答は「審判の判定通り」だった。

 現行のチャレンジ方式によるビデオ判定をワールドシリーズで初めて要求したこととなったヨースト監督は「自分は微妙な判定だとは思わなかったが、あのプレーをベンチのモニターで確認したコーチからビデオ判定を要求する価値があると言われたのでね」と振り返った。

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2014年10月26日のニュース