立大 30季ぶりV王手!沢田圭 被安打11も175球完投

[ 2014年10月26日 05:30 ]

<立大・明大>力投する立大先発・沢田圭

東京六大学野球第7週第1日 立大3―1明大

(10月25日 神宮)
 1回戦2試合が行われ、立大が明大に先勝。エース右腕・沢田圭佑投手(2年)が1失点完投で、23日のドラフトでオリックスに1位指名された山崎福也投手(4年)に投げ勝ち、今季5勝目を挙げた。立大は26日の2回戦に勝てば、99年秋以来30季ぶりの優勝が決まる。法大は、DeNAにドラフト2位指名された石田健大投手(4年)が東大戦に先発して6回2失点にまとめ、今季初勝利を挙げた。

 ピンチをしのぐたびに沢田圭は右の拳を突き出し、吠えた。9回、最後の175球目にこの日最速の140キロを計測。空振り三振に仕留めて優勝に王手をかけると、さらに大きい声を上げた。

 優勝がかかる大一番に「気持ちだけが前にいってしまった」。自己ワーストタイの11安打を浴び、7四球も自己最悪。毎回走者を背負ったが「打たれても、切り替えればいいと思った」と耐えた。カーブを交え、ここぞで速球をコーナーに決めて1失点。7回から9回まで3アウト目は全て直球で三振に仕留め、今季最多1万7000人の観衆を沸かせた。

 タフネスぶりを発揮し、今季6度目の完投。「これまでも結構打たれてるのでその経験が生きた」。1年春からデビューし2年間で34試合登板。今秋ドラフトで4球団競合の末、日本ハムに1位指名された早大・有原は2年で35試合に登板しており、ほぼ同ペースだ。

 溝口智成監督は声をからして「しびれました。よく辛抱した」とエースを称えた。26日の2回戦に勝てば、15年ぶりの優勝にたどり着く。「いよいよ。チーム全体で最後までやりきりたい」と表情を引き締めた。

 ◆沢田 圭佑(さわだ・けいすけ)1994年(平6)4月27日、愛媛県生まれの20歳。小1から野球を始め、久谷中時代はえひめ西シニアに所属し、大阪桐蔭では1年秋からベンチ入り。同級生に藤浪(現阪神)がおり、3年時に史上7校目の甲子園春夏連覇。立大では1年春の開幕戦・慶大戦で公式戦初登板。1メートル78、90キロ。右投げ左打ち。

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