能見、わずか5球で失点も…6回6安打2失点粘投 

[ 2014年10月26日 20:06 ]

<神・ソ>3回表2死一塁、今宮の打球を指差す能見

日本シリーズ第2戦 阪神―ソフトバンク

(10月26日 甲子園)
 連勝スタートを狙って第2戦に先発を任された阪神・能見は6回を投げ、6安打2失点で降板した。

 「できることをしっかりやるだけ。頑張ります」と、自身初となる大舞台での先発マウンドだったが、いきなり先制を許した。1回、先頭の柳田に中前打、続く今宮に犠打を決められて1死二塁としてから内川に左前に運ばれた。わずか5球で失点。

 4回には前日の第1戦で無安打の李大浩に左翼ポール際へのソロ本塁打を献上。味方の援護がないままリードを2点に広げられたが、それでも5回は3者凡退。6回には内川の二塁打などで2死三塁としたが、後続を断ってピンチを脱出した。

 6回の打席で代打を送られた。その代打・狩野がチーム初安打となる左前打を放つと、続く西岡が右翼への適時二塁打で1点を返し、チームは反撃を開始。自分の役割を果たした能見は救援陣にマウンドを託して味方の逆転を待つ。

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2014年10月26日のニュース