巨人、長嶋以来の父子鷹誕生へ!川相Jr.をドラフト指名へ

[ 2014年10月14日 10:20 ]

桜美林大時代の川相拓也氏

 巨人に父子鷹誕生へ――。巨人が23日に行われるドラフト会議で、川相昌弘ヘッドコーチ(50)の次男で、今春まで桜美林大野球部でコーチを務めていた拓也氏(23)を指名する方向であることが13日、分かった。複数のアマ野球関係者が認めた。ポジションは父と同じ内野手。来季からプロ野球選手として父と同じ巨人のユニホームに袖を通し、プレーすることになりそうだ。

 巨人が拓也氏をドラフトで指名することについて、アマ野球関係者は「巨人が指名するという話を聞いている」と話した。別の同関係者も「(巨人の)入団テストも受けていた。それ(指名)が自然の流れ」とし、育成枠で獲得する方針だ。

 川相ヘッドコーチの次男・拓也氏は、9月21日に川崎市のジャイアンツ球場で行われた入団テストを受験。原沢敦球団代表兼GMらが視察する中で、父譲りの堅実な内野守備と走塁を披露した。また、フリー打撃でも柵越えを披露するなど、パンチ力のあるところをアピール。その姿が目に留まったとみられる。

 過去に巨人では長嶋茂雄氏と一茂氏、他球団では野村克也氏と克則氏らが父子鷹として有名だ。間もなく誕生する川相父子も話題を呼びそうだ。

 ◆川相 拓也(かわい・たくや)1990年(平2)11月25日、横浜市生まれの23歳。小学1年から野球を始める。桐蔭学園では3年夏に4回戦で県川崎工に敗れるなど、甲子園出場はなし。桜美林大では1年時からレギュラーとして活躍。首都大学2部リーグで通算3度、ベストナインに輝いた。卒業後は同大のコーチを務め、今年7月から約1カ月間、米国でプレー。1メートル75、72キロ。右投げ右打ち。

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