妻が病に倒れて3年…秋山監督、今後は家族との時間を大事に

[ 2014年10月14日 05:43 ]

今季限りで辞任することが明らかになった秋山監督

 ソフトバンクの秋山幸二監督(52)が、今季限りで辞任することが13日、分かった。球団には既に辞意を伝えた。

 妻・千晶さん(55)が病に倒れてから3年。13年3月の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、12年のシーズン中に要請された侍ジャパンの監督を断った要因の一つでもあった。

 監督業を務める傍ら、家族のことも可能な限り手伝ってきた。今年は大学に進学する長女・真凜(まりん)さん(18)の入学説明会にも付き添った。今後は家族との時間を大事にしたいという意向も大きいようだ。

 ◆秋山 幸二(あきやま・こうじ)1962年(昭37)4月6日、熊本県生まれの52歳。八代から80年ドラフト外で西武に入団。87年に本塁打王、90年に盗塁王のタイトルを獲得。93年オフにトレードでダイエー(現ソフトバンク)に移籍した。00年に2000安打達成し、02年を最後に現役引退。通算成績は2189試合、打率.270、437本塁打、1312打点、303盗塁。05年にソフトバンク2軍監督。1軍野手総合コーチを経て、09年に監督に就任。14年野球殿堂入り。1メートル85、85キロ。右投げ右打ち。

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