野茂氏らに並ぶ16勝も視野 岩隈「超えていけるように」

[ 2014年9月6日 13:35 ]

レンジャーズ戦の5回を終え、胸をたたきベンチに戻るマリナーズ・岩隈
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ア・リーグ マリナーズ7―5レンジャーズ

(9月5日 アーリントン)
 5回1/3、84球を投げて7安打3失点、5奪三振1四球。マリナーズの岩隈が昨季に並ぶ自己最多の14勝目(6敗)を挙げた。

 スプリットやシンカーを低めに集め、4回まで1失点。5回に3連打を浴びて無死満塁のピンチを招いたが、アンドルスを二ゴロ併殺に仕留め、その間の1失点で切り抜けた。

 今季は右手中指を痛めて開幕から故障者リスト入り。初登板は5月3日のアストロズ戦と1カ月出遅れながら順調に白星を重ね、自身5連勝で昨季マークした14勝に並んだ。

 「いい感じで球は投げられたし、スプリットも落ちていた。(昨年の勝ち星に)何とか並ぶことができたので、超えていけるように」と岩隈。

 日本人投手の過去シーズン最多勝利は2008年に松坂がマークした18勝。歴代2位には野茂氏、黒田、ダルビッシュが16勝で並ぶ。マリナーズは残り23試合。今の岩隈の安定感なら16勝に並び、さらに上回る可能性も十分にありそうだ。

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