青木、先制打が値千金の決勝打に「そのまま行くとは…」

[ 2014年9月6日 11:01 ]

ヤンキースに勝利し、笑顔で引き揚げる決勝打を放ったロイヤルズ・青木

ア・リーグ ロイヤルズ1―0ヤンキース

(9月5日 ニューヨーク)
 メジャー3年目で初めてプレーしたヤンキースタジアムでの先制の一打が試合を決める値千金の決勝打となり、ロイヤルズの青木は「終わって見れば、貴重な一打になったことはうれしいですね」と笑った。

 3回1死からエスコバルが敵失で出塁。「ランナーを返すことしかなかった」という青木はヤンキースの先発ピネダの2球目150キロの速球をライナーで弾き返し、中前へタイムリー。ロイヤルズは、この1点を先発のシールズから抑えのデービスの継投で守り抜いた。

 「そのまま行くとは思っていなかったけど、ピッチャーが踏ん張ってくれて決勝点になってよかった」と青木。自らの活躍で両チームともわずか3安打という投手戦を僅差で制し、満足感が漂う。

 ア・リーグ中地区首位に立つチームはポストシーズンに向け、厳しい戦いが続く。1番打者として打線をけん引する青木は「何とか守り勝つ野球、1点差で勝てる展開に持ち込めたら」と気合を入れた。

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