中田 7年ぶり2桁勝利「勝負球が良いところに決まった」

[ 2014年9月6日 18:37 ]

<ソ・西>今季10勝目を挙げたソフトバンク先発の中田

パ・リーグ ソフトバンク6―2西武

(9月6日 ヤフオクD)
 ソフトバンクが投打に噛み合いを見せて4連勝を飾った。

 初回に先制を許すも2回に中村の適時打で同点に追いついたソフトバンクは3回に吉村の押し出しの四球と松田の犠飛で2点を勝ち越す。さらに、6回にも今宮の適時打で2点を加えた。

 投げては先発・中田が初回こそ2点を失うも2回以降は立ち直り、7回まで投げて4安打2失点。自己最多タイとなる12三振を奪い、07年以来7年ぶりとなる2桁10勝目を挙げた。

 2回に同点打の中村は「9月に入ってからチームの足を引っ張っていたので、結果を出したかった。早い回に同点に追いつけてよかった」とコメント。6回に貴重な追加点を放った今宮は「打った瞬間にヒットになると思った。あの2点で試合が楽になった」と胸を張った。

 先発の中田は先制を許すも、2回以降は西武打線を1安打に抑え込み、追加点を与えなかった。特に、4回1死から5回までの5者連続三振は圧巻。「先に点を取られたので粘らないといけなかった。2回以降は勝負球が良いところに決まってくれた。フォークが特に良かった」とこの日の124球を振り返った。

 9月負けなしの秋山監督は「初回はたんぱくだったが、2回以降は持ち味を出してくれた」と中田を称え、「早い回から集中して打席に立てていた」と11安打6得点の打線に目を細めた。

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2014年9月6日のニュース