八戸学院光星 また逆転で8強1番乗り!仲井監督「不思議な勝ち方」

[ 2014年8月20日 10:54 ]

<八戸学院光星・星稜>8回表八戸学院光星2死、深江が左越えに同点本塁打を放つ。捕手横山

第96回全国高校野球選手権大会第10日・3回戦 八戸学院光星5―1星稜

(8月20日 甲子園)
 八戸学院光星が初戦の2回戦に続いて終盤に逆転し、出場6大会連続でベスト8へ駒を進めた。「本当に苦しい試合でした。粘り強く戦ってくれた」と仲井監督。

 5回に守備のいい足立の野選もあり、先制点を許したが、その回が終わった時に「弱気になるな。強気にならないと甲子園では勝てない」と選手たちに語った。「それから、目つき、顔つきが変わった」という。

 8回に4番の深江が同点の本塁打を放ち、試合を振りだしに戻した。「打った瞬間入ったと思いました。監督さんからホームランしかないぞっていう言葉をいただいて、追い込まれたんですけど、開き直ってフルスイングしました」と強気の指示が当たり、仲井監督も「不思議な勝ち方をしえくれた」と苦笑した。

 延長10回には、2死満塁から暴投で勝ち越し、さらに2適時打で3点を奪って突き放した。

 エース中川は7安打8奪三振の好投で、星稜打線を1点に抑え込んだ。指揮官は「これからも、全試合いくつもりで投げてもらいたい」をエースに全幅の信頼を置いていた。

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