沖縄尚学、初8強!“ライアン”山城 13安打5失点も10K完投!

[ 2014年8月20日 13:27 ]

<沖縄尚学・二松学舎大付>力投する山城

第96回全国高校野球選手権大会3回戦 沖縄尚学6―5二松学舎大付

(8月20日 甲子園)
 第96回全国高校野球選手権大会第10日は20日、甲子園球場で3回戦4試合を行い、第2試合は“沖縄のライアン”こと山城大智投手(3年)擁する沖縄尚学(沖縄)が、初戦の2回戦で“1年生バッテリー”が話題を呼んだ初出場の二松学舎大付(東東京)に6―5でサヨナラ勝ちを収め、初のベスト8入りを果たした。

 初回に4点を先制した沖縄尚学だったが、2回に1点、3回に2点を返され、4回にも2点を失って一時は逆転を許した。だが、6回に2死三塁から相手投手の暴投で同点に追いつくと、5―5で迎えた9回、1死二塁から4番・安里が左中間突破の二塁打を放ち、サヨナラ勝ちした。

 山城は初戦(2回戦)の作新学院(栃木)戦で今大会最多の14三振を奪い、3安打1失点で完投勝利。米大リーグ往年の名投手ノーラン・ライアンをほうふつとさせるダイナミックな投球フォームでこの日も力投し、9回で13安打を浴び、4四球を与えて5点を失いながらも10三振を奪って完投勝利を飾った。
 

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