G救援陣奮起 17日広島戦で大炎上の山口、意地の無失点

[ 2014年8月20日 08:10 ]

<ヤ・巨>原監督(左)は延長11回2死一塁の場面でマウンドで選手に声をかける

セ・リーグ 巨人6-4ヤクルト

(8月19日 神宮)
 2試合連続で救援陣が崩れれば、チームに大きなダメージが残る。この1勝は巨人救援投手の落ち着きを取り戻すのにも、大きな1勝となった。

 「この前のこともあったし、どうしても気負うし、力も入るけれども、自分の中で少しは払しょくできたかなと思う」

 そう振り返ったのは11回を5番手で無失点に抑えて2セーブ目を挙げた山口だ。17日の広島戦(マツダ)では、8回に5安打3失点で2点のリードを守れなかった。この日も先頭の谷内に中前打された。2死までこぎつけた後、心の隙が生まれないように、マウンドに出向いた原監督は「ゼロに抑えるのは珍しくないよ。大量失点の方が珍しいんだから」と話しながらも、さすがにうれしそうだった。

 2点リードの7回1死一、三塁で先発の杉内から久保に継投したが、畠山に3ランされた。そのミスを救援陣全員の力でカバーした。

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2014年8月20日のニュース