相性バッチリの陽岱鋼「旭川を愛してますからね」

[ 2014年8月20日 22:19 ]

<日・楽>スタンドを背にポーズをとる陽

パ・リーグ 日本ハム6―4楽天

(8月20日 旭川)
 日本ハムが楽天とのシーソーゲームを制して5割復帰を果たした。

 初回に陽と中田の適時打で2点を先制するも4回に3点を奪われ逆転を許すと5回にも1点を許し、リードを2点に広げられた。しかし、7回には楽天先発の松井裕を攻略して1死満塁とすると、西川がフルカウントから押し出しとなる四球を選んで1点差。中島の三ゴロ併殺崩れの間に同点に追いつくと、初回に続いて陽岱鋼が楽天の2番手・福山から右前適時打を放ち勝ち越しに成功。続く中田も中前適時打を放ちリードを広げた。

 「サンキューでーす!」といつもの決め台詞でお立ち台に上がった陽はこの日、2安打2打点とチームの5割復帰に貢献。

 「狙ったボールをしっかり打ち返せた」と初回の左前適時打を振り返り、7回同点の場面で迎えた第4打席については「何も考えていないので、とりあえず来たボールを打ってやろうという気持ちだった」と勝ち越し打を振り返った。

 その勝ち越し打の直後に塁上でガッツポーズ。「すみません。調子に乗りました」と苦笑いの陽は7月15日にもこの旭川で行われた西武戦で本塁打を放っている。「旭川を愛してますからね」。旭川との相性の良さをアピールした陽はファンの大きな声援を浴びていた。

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2014年8月20日のニュース