松井裕　またも７回…星野監督「乗り越えないと勉強にならんよ」

＜日・楽＞７回１死満塁、西川へ押し出しの四球を与え、肩を落とす松井裕（中央）

パ・リーグ 楽天４―６日本ハム

（8月20日 旭川）
　楽天の松井裕はまたも７回の投球に課題を残した。

　先頭のミランダに二塁打を許し、連続四球も絡んで１点を失い、１死満塁のピンチで降板した。チームは２番手の福山が打たれて逆転負け。黒星につながる要因をつくった投球に「リードしてくれた野手の皆さん、（後を託した）中継ぎの皆さんに申し訳ないです」とうなだれた。

　初回に２失点はしたが、その後は丁寧に打たせて取った。しかし、前回登板と同様に７回に失点し「同じことを繰り返さないよう気をつけたい」と反省。１００球を超えたところからが壁となっている左腕に対し、星野監督は「乗り越えないと勉強にならんよ」と成長を求めた。