阪神 “まさか”の勝ち越しで巨人と再度0・5差!岩田、1カ月ぶりの白星

[ 2014年8月20日 21:07 ]

<神・中>7回2死満塁、上本の左中間への飛球は平凡な当たりだったが…

セ・リーグ 阪神3―1中日

(8月20日 京セラD)
 阪神が適時打0ながら3点を奪って中日を下し3連勝を飾った。首位巨人がヤクルトに敗れたため、ゲーム差は再度0・5差となった。

 2回に新井良の中犠飛で先制。同点で迎えた7回には、相手守備陣のまさかの落球でラッキーな勝ち越し点を挙げて、そのまま逃げ切った。

 阪神・岩田、中日・浜田の両先発が好投し、投手戦となったこの試合。決着は思わぬ形でついた。1―1で迎えた7回、阪神はマートンの右前打と2四球で2死満塁とし、上本の当たりは左中間への平凡な飛球となった。しかし、これを捕球しようとした中日のレフト・藤井とセンター・大島がぶつかり、まさかの落球(記録は大島の失策)。阪神は2点を勝ち越した。

 このリードを8回は福原、9回は呉昇桓が守り切った。先発・岩田は7回を4安打1失点で、7月21日の巨人戦(甲子園)以来となる今季9勝目を挙げた。

 中日は1点を追う4回、平田の左越え9号ソロで一度は追いついたが、その後は打線が沈黙。6回1/3を5安打3失点(自責1)と好投した先発・浜田を援護できず、チームは連敗。

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