敦賀気比、3戦連続2桁得点で17年ぶり8強! プロ注目の盛岡大付・松本をKO

[ 2014年8月20日 18:33 ]

第96回全国高校野球選手権大会3回戦 敦賀気比16―1盛岡大付

(8月20日 甲子園)
 第96回全国高校野球選手権大会第10日は20日、甲子園球場で3回戦4試合を行い、第4試合は敦賀気比(福井)が16―1の大差で盛岡大付(岩手)を下し、3試合連続の2桁得点という猛打ぶりで17年ぶりのベスト8進出を果たした。

 敦賀気比は、今秋のドラフト候補にも挙がるMAX150キロ右腕・松本裕樹投手(3年)に10安打を浴びせて9得点を奪い、3回途中KO。2番手以降の投手にも自慢の強打線が襲い掛かり、2回から6回まで毎回得点、計20安打16得点の圧勝だった。

 盛岡大付の松本は岩手大会で5試合、42回を投げた疲労から右肘に炎症を起こし、ほぼぶっつけ本番だった初戦(2回戦)の東海大相模(神奈川)戦ではMAX143キロどまり。この日も自慢の速球は鳴りをひそめ、初回に計測した138キロが最速で、2回2/3で78球を投げ、10安打1奪三振3四球で9失点。4番打者ということもあり、3回途中から右翼手の守備に入ったが、打者としても4打数無安打1三振に終わった。

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2014年8月20日のニュース