ダル 首の張り再発でDL入りも…3月に同様の症状

[ 2014年5月29日 05:30 ]

首の張りにより当日の先発を回避したダルビッシュ(右)は、MRI検査を終え、試合前に球場を訪れた

 レンジャーズのダルビッシュ有投手(27)が27日(日本時間28日)、首の張りのため、ツインズ戦の先発登板を回避した。ダルビッシュは登板当日の朝に異常を訴え、ミネアポリス市内の病院でMRI(磁気共鳴画像装置)などによる精密検査を受けた。診断では骨や筋肉に異常は見られなかったが、3月に同様の症状で故障者リスト(DL)入りしており、再びDL入りする可能性が出てきた。

 ダルビッシュの首にまたしても異変が起こった。試合開始4時間半前、球団広報が登板回避を発表。続いてジョン・ダニエルズGMが電話会見を行い、状況を説明した。

 「朝起きたら首に張りが出ていた。治療を受けて良くなったが、張りは残ったまま。本人は“春に比べてそんなに悪くない”と言っているが2回目だし、大事を取った」。精密検査では骨や筋肉に異常は見られず、症状は寝違えによる張りを訴えた3月と同じと診断された。投薬などの治療で処置。症状に改善は見られたが、登板を回避した。ダルビッシュは夕方、球場を訪れてチームに検査結果を報告し、試合開始前に宿舎に戻った。疲労から首の張りを招いたことに自身のツイッターで「肩甲骨周りのエクササイズを増やし、疲労が集まらないようにしているのですが。身体は難しい」と心情を吐露した。

 3月は実戦登板ができない状況が続き、メジャーで初めて務める予定だった開幕投手を断念。故障者(DL)入りした。今季初登板は4月6日のレイズ戦。復帰登板まで3週間もかかった上、ぶっつけ本番だった。その後はローテーションを守り、9試合に先発して4勝(2敗)をマーク。ただ、段階を踏まずに初登板に至った経緯から疲労が蓄積され、その影響が表れやすい箇所に再び不調が出たといえる。

 今後の予定は28日(日本時間29日)の様子を見て決める。ハリソンとペレスがDL入りするなど先発陣に故障者が相次ぐ苦しい台所事情もあり、ロン・ワシントン監督は「投げられるなら投げさせる」と語気を強めた。しかし、前回は予想以上に回復が遅れたことを踏まえると、再びDL入りする可能性もある。ダルビッシュもレ軍も全く首が回らない状況だ。

 ▼横浜市・松宮整形外科松宮是哲院長 寝違えは筋肉の損傷や手足のしびれがなければ通常は1週間前後で回復する。MRI検査で異常がなければ、たまたま繰り返しただけだと思う。正確なデータはないけど、一般的には首が長い方が寝違えが起こりやすいといわれている。でも、スポーツ選手なので筋肉が弱いということではないと思う。治療法としてはストレッチが有効になる。

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