“仙と義則の裕隠し” 楽天・松井裕 OP戦登板はセ相手だけ

[ 2014年2月27日 06:51 ]

ブラックリー(左)とじゃれあう松井裕

 「千と千尋の神隠し」ならぬ「仙と義則の裕隠し」だ!高卒新人ながら開幕投手候補にも挙がる楽天のドラフト1位・松井裕(桐光学園)に、オープン戦では同一リーグ相手の登板を回避、セ・リーグ球団限定で登板する調整プランが検討されていることが分かった。

 「開幕ローテーションに入りそうな新戦力はオープン戦で同一リーグの相手に投げさせないのが理想」。佐藤義則投手コーチはそう言及した。18歳のスーパー左腕・松井裕を念頭に置いての発言で、星野監督を含めた首脳陣の意向でもある。昨季に新人ながら開幕投手を務めた則本も開幕前の実戦5試合は全てセ・リーグ球団が相手だった。

 松井裕は23日の巨人とのオープン戦(沖縄セルラー)でプロ初登板初先発。最速145キロの直球と切れのあるスライダー、チェンジアップを駆使して、打者6人をパーフェクトに抑え、坂本、村田からは空振り三振も奪った。それまでのブルペン投球では制球を乱すことも多かったが、初実戦で堂々の投球。強心臓ぶりも発揮し、星野監督はあらためて開幕投手候補に指名すると同時に、「やっぱり実戦向き。課題はないよ」と評した。

 松井裕は3月1日に桐光学園の卒業式、同3日には都内でNPBの新人研修会に参加する。その間はチームを離れるため、次回登板は3月8日か9の中日戦(倉敷)のいずれかとなる見込み。その後も週末の登板を続け、ヤクルト、中日が相手となる。

 この日はブルペンには入らず、ランニング、体幹トレーニングなどで汗を流した左腕。巨人戦の自己採点を「70、いや60点です」としたが、セ・リーグを制圧し、「100点」の仕上がりで、公式戦でパ・リーグに初見参する。

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