オリックスに谷復帰効果!母校大商大とスポンサー契約

[ 2014年2月27日 07:48 ]

 母校が2000安打を見届けます! オリックスは26日、京セラドームのフィールドシートのスポンサーとして、大阪商業大学、神戸芸術工科大学等の運営を行う、学校法人谷岡学園と契約したことを発表した。これにより、フィールドシートの正式名称は『大商大シート』となった。

 大商大といえば、8年ぶりに復帰した谷佳知外野手(41)の母校で、球団関係者によると「谷選手の復帰がスポンサーになった大きな要因」と説明。2000安打まで残り79本に迫っている谷に向けて、母校がサポートした形となった。

 発表を受けて、谷は「フィールドシートが『大商大シート』となり、大変うれしく思います。ファンの皆さんには大商大シートをはじめ、球場でチームに熱いご声援を頂きますよう、よろしくお願いいたします。僕も皆さんに躍動する姿をお見せできるように頑張ります」とコメント。思わぬ母校のサポートに喜んだ。

 キャンプはB組(2軍)スタートとなったが、「ここまで順調に行っています」と納得する。すでに森脇監督からも、3月4日のDeNA戦(京セラドーム)で1軍合流することを告げられており、独自調整を認められたものだ。フィールドシートの掲載開始は4月4日の本拠地開幕戦からとなるが、3月の地元凱旋(がいせん)も盛り上がりそうだ。

 節目の2000安打へは「まだ残り本数もあるので、そこまで強く意識していない。まずはチームに貢献すること。当たり前ですが、勝つことを一番にやっていきたい」とキッパリ。まずはチームの白星を優先したが、「大商大シート」の前で、2000安打と18年ぶりの優勝を決めれば、母校へは最高の恩返しとなる。

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2014年2月27日のニュース