掛布DC 若虎はホメて伸ばす!和田監督「カツ入れて」に「必要ない」

[ 2014年2月13日 09:06 ]

13日から4日間の視察・指導のため、沖縄入りした掛布DC

 安芸キャンプで指導に当たってきた阪神・掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーター(DC=58)が12日、沖縄県読谷村のキャンプ宿舎に入った。宜野座キャンプ序盤で若手野手陣のアピール不足が取り上げられていることに関して「優しく見てあげて」と注文。13日から4日間を視察・指導予定で、本格化する実戦での“掛布チルドレン”の勇姿に期待を膨らませた。 

 乗せ上手な掛布DCらしい反応だった。沖縄到着を前に和田監督が「カツを入れてもらおうか」と話していたことを報道陣から伝え聞き、「カツを入れる必要があるのかなあ」と笑い飛ばした。

 「元気がない、という報道もあったけど、テレビで見た限りは隼太(伊藤隼)も森田も形は悪くなかった。あれだけやってきたんだから、そんなに崩れないよ。皆さんが言うほど悪くないと思うよ」。いまひとつ評判の上がらない若虎を活気づける薬として、「叱る」ことではなく「褒める」ことを選んだ。

 今回滞在する第3クール4日間はシート打撃、紅白戦、練習試合で実戦尽くし。「僕にとってはよかった。秋に見てきた選手がどういう結果を出すか非常に楽しみ」。注目を寄せる実戦過程でもあえて過剰な“答え”は求めなかった。「実戦になると誰でも緊張しちゃうもん。沙羅ちゃんだって緊張で4位になっちゃうくらいなんだから。温かく見ていこうよ」。金メダルを確実視されながら4位に敗れたソチ五輪スキージャンプ女子の高梨沙羅も例に出した。

 第1クールから滞在していた安芸では一二三や北條の成長、関本や日高らベテラン勢の順調な調整を見届けてきた。彼らの充実を伝えることが何にも勝る刺激材料だ。「安芸組も元気だったし、これからサバイバル、勝負になる。和田丸という船は止まるわけにはいかない。いい形でゴールテープを切るには若い力が必要だから」。

 1軍首脳陣に対する配慮もうかがえた。「ずっと継続して見ているコーチがいる。4日間だし、邪魔はしたくない。静かな4日間にしたい」。静かで温かいまなざしに若手陣がどう応えるのか。弟子たちの逆襲に注目だ。

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