「あぶさん」思い出のシーンは?藤村甲子園からも一発

[ 2013年12月20日 00:41 ]

漫画「あぶさん」の主人公、景浦安武(C)水島新司/小学館

 雑誌「ビッグコミックオリジナル」で1973年から続いている水島新司さん作の人気野球漫画「あぶさん」の連載が、来年2月5日発売の号で終了する。

 「あぶさん」の主人公は、言わずと知れた景浦安武。背番号90、酒豪のスラッガーだ。プロ野球草創期の伝説的強打者、阪神の景浦から命名されたという。実在する球団であるホークスに在籍してきただけに、70年代以降のパ・リーグの名投手たちと対決している。

 そして、実在しない投手とも勝負している。「男どアホウ甲子園」の主役、藤村甲子園だ。もちろん、交流戦のない時代だから、オープン戦。ルーキーの藤村から代打サヨナラ本塁打を放ちプロの洗礼を浴びせている。その後、山田太郎VS中西球道、岩田鉄五郎VS岩鬼正美など、水島ワールドでの夢の対決がいくつも実現したが、そのさきがけとなったシーンと言える。

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