巨人 古城 我慢の限界 引き際を痛感 ジャイアンツアカデミー講師に

[ 2013年12月20日 08:32 ]

10月3日、東京ドームでのヤクルト戦後に原監督からねぎらわれ、号泣する古城(手前)。ジャイアンツアカデミーの講師として新たなスタートを切る

 10月3日、ヤクルト戦後の東京ドーム。引退セレモニーを終えて場内を1周した巨人・古城をナイン全員が一塁ベンチで待っていた。帰る者はいない。憎めないムードメーカーが、誰からも慕われた証だった。

 「プロ野球生活、本当についていたな、と思う。ラッキーな野球人生だった」。内野はどこでも守れるユーティリティープレーヤー。だが、今季は故障の影響で出場はわずか3試合だった。

 少々の痛みでも我慢してプレーできたが、今年は違った。故障を抱えながらプレーする力がなくなったことを痛感し、引き際を決断。11年8月3日の阪神戦(東京ドーム)で藤川(カブス)からプロ初となるサヨナラソロを放ち、お立ち台で「茂チャンフィーバーしてくれましたか」と叫んだのが最高の思い出だ。

 来年はジャイアンツアカデミーの講師に就任。「もしまた、ユニホームを着る機会があれば、その時に貢献できるように勉強したい」。周囲をなごませるムードメーカーの笑顔が、今度は子供たちの輪の中で咲く。

 ◆古城 茂幸内野手(ふるき・しげゆき)37歳、16年目。中央学院―国士舘大―日本ハム。97年ドラフト5位。最高年俸3700万円(12、13年)

 ▼通算 767試合、打率・225、9本塁打、88打点、37盗塁。

 ▼思い出 11年8月3日の阪神戦(東京ドーム)で藤川から放ったサヨナラ本塁打。

 ▼再出発 ジャイアンツアカデミー巡回コーチ。

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