散々の「守道デー」…中日 浅尾、岩瀬が打たれ3連敗

[ 2013年8月8日 21:49 ]

<中・ヤ>勝ちパターンから逆転負けし、険しい表情の高木監督(右)ら首脳陣

セ・リーグ ヤクルト5―2中日

(8月8日 ナゴヤD)
 赤が基調の中日「燃えドラ・ユニホーム」着用試合、しかも8月8日ということで、背番号88の高木監督にちなみ「守道デー」と銘打たれた試合だった。

 試合前のイベントでは「このところ負けも込んできて、随分厳しいお声もありますが、老齢の私の頭には響きます。もうちょっと我慢しとってください」と語っていたが、浅尾、岩瀬が打たれ、ますます頭の痛い敗戦となってしまった。

 1―1で迎えた6回1死一塁では、ヤクルト・石川のボークで勝ち越し点を手に入れた。だが、8回にマウンドに上った浅尾がバレンティンに右越え同点ソロを被弾。さらに9回は岩瀬が四球や失策などで無死満塁としてしまい、川端に勝ち越し打を浴びてしまった。

 浅尾は今季初失点に「一発だけは気を付けないといけなかった。次頑張るとしか言えない」とうつむいた。岩瀬は四球に、バントの打球の処理を誤った失策も響き「打者との勝負以前の問題。これでは野球にならない」と語った。

 これで浜松、ナゴヤDとホームゲームで3連敗。高木監督は「もう何もありません」といら立ちを隠しきれずに引き揚げた。

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