“逆転の箕島”再現ならず…尾藤監督 選手称える「持てる力出した」

[ 2013年8月8日 18:22 ]

<箕島・日川>1回裏の攻撃を前にナインに指示を出す箕島・尾藤監督(右端)

第95回全国高校野球選手権大会1回戦 箕島2―4日川

(8月8日 甲子園)
 29年ぶりの出場。そして、故・尾藤公監督の長男・強監督が率いることでも注目を浴びた箕島は、1回戦で散った。

 3本塁打を浴び、相手にはファインプレーが出る一方で、2―3と追い上げた直後の6回の守りでは失策で失点した。ベスト16に進出した83年大会以来30年ぶりの夏1勝を逃した尾藤監督は「本塁打は別にして、日川さんの方が走塁、投手、守り…すべてでやるべきことをやっていた。うちはペースに乗れなかった」と振り返りつつ「選手は持てる力を出してくれた」と愛弟子たちをねぎらった。

 ▽箕島・須佐見投手(3本塁打を浴びて7回4失点)「みんなに申し訳ないけれど、こんな最高の舞台で本塁打3本打たれて最高です」

 ▽箕島・権城捕手(5回に反撃の犠飛も、六回には失点につながる悪送球)「犠飛よりも塁に出ようと思っていた。(悪送球は)焦ってしまった」

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