Aロッドは徹底抗戦の構え 処分最終決定は最悪12月ずれ込みも

[ 2013年8月8日 06:00 ]

 ヤンキース・ロドリゲスの薬物問題は長期化が必至の状況となっている。

 大リーグ機構は5日(日本時間6日)に薬物規定に違反した13選手の処分を発表。他の12選手は処分を受け入れたが、来季終了までの211試合出場停止処分を科されたロドリゲスだけは内容を不服とし「自分の人生のために戦う」と、異議申し立てする意向を示している。

 今後は第三者による調停委員会が開かれ、処分の正当性などが協議される。ロドリゲスは大弁護団を雇い、処分軽減へ徹底抗戦の構え。大リーグ選手会のマイケル・ウェイナー専務理事も「ロドリゲスの処分と戦う意思を尊重する。211試合は長すぎる」と全面サポートを約束している。211試合は過去に前例のない厳罰だけに、処分の最終決定には時間がかかる見込み。米メディアの予想では、結論が出るのは11月以降で、最悪12月までずれ込む可能性もあるという。

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2013年8月8日のニュース