3点リードも…名将・阪口監督は言葉少な「相手の打撃が上回った」

[ 2013年8月8日 13:53 ]

1回戦で敗退し、引き揚げる阪口監督(右端)と大垣日大ナイン

第95回全国高校野球選手権大会1回戦 大垣日大4―5有田工

(8月8日 甲子園)
 かつて東邦(愛知)で38年間監督を務め、甲子園通算36勝を誇る大垣日大の阪口監督は、3点リードを終盤にひっくり返されての敗戦に、さすがに言葉少なだった。

 「高田は目に見えてスピードが落ちて2点を取られたので代えた」。1点差に迫られた7回、なおも2死二塁のピンチ。ここでスイッチした1年生左腕・橋本は代打・永松を空振り三振に仕留めて切り抜けたが、8回、先頭・百武にストレートの四球を与えたのをきっかけに痛打された。

 「相手の打撃が上回った」と阪口監督。東邦、大垣日大を率いて2校で春夏甲子園29回出場の名将が1回戦で姿を消した。

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