星野監督「まあ、いつまでも続かんよ」…楽天止められた“天敵の壁”

[ 2013年8月8日 06:00 ]

<楽・オ>2回、T―岡田の邪飛を追いフェンスに激突する枡田

パ・リーグ 楽天1-2オリックス

(8月7日 Kスタ宮城)
 止まった。楽天の快進撃が、「天敵」を相手についに止まった。金子に対して打線が7回まで2安打。球団創設9年目で初の8連勝を逃した。

 2点を追う9回に1点差に迫ったが、「1点取ったって勝たなきゃダメなの!」。星野監督はそう振り返って「まあ、いつまでも続かんよ」と、クラブハウスへの階段を上った。

 これで金子には通算2勝15敗。5月4日(Kスタ宮城)に4点を奪って対右腕の連敗を11で止めたが、前回対戦の7月17日(京セラドーム)では3安打で零敗を喫した。そして再び無得点。1人で全2安打を放ち、リーグトップの打率を・350に上げた銀次は「1打席目(の左前打)はしっかり打てた。あしたは必ず勝ちます」。田代打撃コーチも「やられっ放しじゃ、おまんまの食い上げだから。やり返さないと」と、人気ドラマ「半沢直樹」ばりの「倍返し」での雪辱を誓った。

 この日の最高気温は31・6度。試合前、星野監督はしゃく熱の太陽を見上げて「ようやく仙台にも夏が来たな。いいことだ!」と話した。残るは51試合。熱き戦いは、ここからが本番だ。

 ▼楽天・美馬(7回5安打無失点)低めを意識して、次につながる投球ができた。チームの勝ちにつなげられなかったのが残念です。

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2013年8月8日のニュース