中島 メジャー移籍断念 背景に日本人内野手への低評価

[ 2012年1月6日 09:27 ]

ヤンキスとの交渉が決裂した中島

 最初から両者の思惑には隔たりがあった。中島は日本を代表する強打の遊撃手として米国に活躍の場を求めた。ただヤンキースにはジーターら不動の内野陣がそろう。キャッシュマンGMは「レギュラーをサポートする役割を期待している」と控えと位置付けて獲得に動いていた。

 西武が発表した落札額250万ドル(約1億9000万円)は、2010年にツインズが西岡との交渉権獲得に投じた530万ドルの半額以下だった。アジア地域を担当するある球団のスカウトは「昨季の西岡の不振が内野手の評価に響いていると思う」と話した。塁上での激しい接触や天然芝への日本選手の対応を疑問視する声は多い。

 中島の昨季の年俸は推定2億8000万円。控えでは昨季並みの条件を得るのは難しかっただろう。順調にいけば今季中にも海外移籍も可能なフリーエージェント(FA)の資格を取得できる。成績は安定しており、ニューヨークの地元紙にも「メジャーで先発に名を連ねるだけの実績がある」と紹介された。1年の「回り道」がプラスに働く可能性は十分ある。(共同)

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