イチロー 弟分・川崎と1番争い熱望

[ 2012年1月6日 06:00 ]

川崎(左)とともに笑顔で練習するイチロー

 マリナーズのイチロー外野手(38)が5日、ほっともっと神戸でソフトバンクから海外FA権を行使した川崎宗則内野手(30)と合同自主トレを行った。

 川崎は練習後、マ軍の春季キャンプ参加が決まったことを発表。イチローは自らの背中を追いかける弟分とのコンビ結成を喜び、その上でハイレベルな1番争いを熱望した。3月28、29日の日本開幕戦(対アスレチックス、東京ドーム)で2人そろってグラウンドに立つことが、共通の目標だ。

 練習後に川崎がマリナーズの春季キャンプ参加決定を明らかにしたことを受け、イチローは後輩への思いをあますことなく口にした。

 「1回目のWBC(06年)以来、僕も(川崎と)一緒にやりたいという気持ちが芽生えた。それがかなう可能性があることに心が凄く躍っている」。しかし、打順について話がおよぶと真顔で「ムネが来てタイプ的には同じですから、1番を争えたらいい」と真剣勝負を熱望した。

 エリク・ウェッジ監督は、今季、イチローの打順を1番にこだわらない姿勢を示している。イチローもチームの中で自らの役割が何かを柔軟に見極める考えでいる。それでもあえて、川崎の前で「1番争い」を公言した。06年以来、7年連続で合同自主トレを行ってきたが「かなわないと思わせること」を信念に高い壁となってきた。その男がキャンプで常に横にいる。10年連続200安打が途切れた昨季からの巻き返しへ、これ以上ない張り合いになる。

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