ケタが1つ違った 岩隈 健康状態を不安視 昨年を大きく下回る条件

[ 2012年1月6日 11:00 ]

 岩隈の米球界での評価はポスティングシステムで移籍を目指した昨オフよりも下がっていた。昨季2カ月以上離脱する原因となった右肩痛が、評価の焦点になった。

 2010年は10勝9敗ながら、24試合に先発。201回を投げ、36四球という制球の良さを示した。交渉決裂に終わったアスレチックスの提示は4年総額1525万ドル(約11億7000万円)。今回マリナーズが提示した条件をはるかに上回るものだった。

 昨季は17試合で119回だった。シーズンを通して中4日で投げ続けられるか。12月のウインターミーティングでは、健康状態を不安視する声が多かった。岩隈は渡米して肩の検査を受けるなど、支障がないことをアピールした。

 マリナーズの補強ポイントは打線。先発陣はエースのヘルナンデスやピネダを軸に駒はそろっている。岩隈は4、5番手の評価とみられ、肩の状態も考慮して契約内容が抑えられた。

 ただ2年連続で大リーグ移籍を目指した岩隈にとっては、米球界入りが最優先だった。シアトルは日系社会も確立しており、重視している家族の生活環境という点でも希望と合致した。(共同)

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2012年1月6日のニュース