マーフィー悪癖また露呈…ロッテ３位に後退

＜オ・ロ＞気合いを入れるためのスキンヘッドも報われなかったロッテ・マーフィー

　【ロッテ４―５オリックス】ロッテが痛恨の逆転負けで３位に後退し、首位・西武とは２・５ゲーム差に広がった。

　２点を追う９回、１点差に迫りなお１死満塁で好調・西岡が空振り三振。初回と５回に安打を放って今季１７５安打とし、８０年にレオン・リーがマークした球団２位のシーズン安打記録に並んだ西岡だが、試合後は敗戦の悔しさで顔をゆがめ「すいません…」と言葉を絞り出すのがやっと。ただ、３点先制の起点となるなどチームをけん引する西岡を責めるのは酷だ。
　西村監督は「いつもと同じパターンで立ち上がりが不安定。３点取った後を０に抑えればこっちのペースになるのに」と、５試合連続で序盤に失点したマーフィーに苦言を呈した。左足首痛の今江がスタメン、右太腿裏痛のサブローは代打で復帰も勝利に結びつかず、試合後のナインの足取りは重かった。

　▼ロッテ・今江（左足首痛を押して３試合ぶりスタメン復帰。２安打も）４回無死一、二塁で走者を進められなかったのが…。足の状態はいい方向に向かっている。
　▼ロッテ・サブロー（右太腿裏痛から強行復帰。代打で四球）足は問題はなかった。勝ちたかったよ。