松井秀2安打も エンゼルス今季ワースト借金7

[ 2010年9月8日 14:32 ]

インディアンス戦の7回、ナポリの三ゴロで二封されるエンゼルス・松井秀

 エンゼルスの松井秀喜外野手は7日、アナハイムでのインディアンス戦に「5番・指名打者」で出場、4打数2安打だった。内容は空振り三振、左飛、右前打、中前打で打率は2割6分6厘。チームは1―6で敗れ、借金は今季ワーストの7になった。

 エンゼルスの停滞ぶりを象徴する場面があった。1―6の7回、松井秀の初球攻撃による右前打で無死一、二塁としながらもハンターが三盗を試みて失敗。理由を問われたソーシア監督は「伝達ミス」とだけ怒気を含んだ声で言った。

 8月のチーム月間MVPに選ばれた松井秀は9回は救援左腕からしぶとく中前へ。9月も打率4割1分2厘と好調だが、中地区最下位の相手に2連敗して借金は今季最多の7になった。首位のレンジャーズがもたつく好機を生かせないままだ。

 松井秀はハンターの走塁について「あまりに点が入らないので気持ちが強く出過ぎているのかもしれない。(首位)レンジャーズどうこうではない」と厳しい表情だった。(共同)

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2010年9月8日のニュース