福留 24度目のマルチ安打「何かが変わったわけじゃない」

[ 2010年9月8日 12:30 ]

アストロズ戦の1回、鋭い打球を左中間へ放ち二塁に達したカブス・福留

 カブスの福留孝介外野手は7日、シカゴでのアストロズ戦に「1番・右翼」で出場、4打数2安打だった。内容は左中間二塁打、中前打、四球、二飛、二ゴロで打率は2割7分9厘。チームは3―7で敗れた。

 3試合ぶりに出場した福留が今季24度目の複数安打を記録。「何かが大きく変わったわけじゃない」と言いながらも、1回には左中間へ痛烈な打球の二塁打。「あの辺りに強い打球が飛んでるのはいい」と納得の表情だった。

 2回には中前打、4回には四球で出塁した。チームは敗れたが1番打者の責任は果たした。

 8月2日に2割4分7厘まで下げた打率は以降、コンスタントに上昇。本塁打はすでにメジャー過去最多の12本。長打率も過去最高で「打席に入るリズムの違いであったり、タイミングの取り方であったりとか、ちょっとしたことで打球が少し上に上がるようになっているのかも」と分析した。(共同)

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2010年9月8日のニュース