金子千 2カ月連続の月間MVP受賞

[ 2010年9月8日 06:00 ]

 セ、パ両リーグは7日、8月の月間最優秀選手(月間MVP)を発表し、パはオリックスの金子千尋投手(26)と日本ハムの小谷野栄一内野手(29)、セはヤクルトの館山昌平投手(29)と阪神の鳥谷敬内野手(29)が選出された。金子千はリーグ8人目の2カ月連続、あとの3人は初めての受賞となった。

 3度目の受賞となった金子千は、1完封を含む無傷の5勝。オリックスは6月から3カ月連続の投手部門受賞で、2003年のダイエー(現ソフトバンク)以来リーグ史上2度目の快挙。小谷野はリーグ最多の29打点を叩き出した。館山は8月に故障から復帰し、4試合で2完封を含む4勝を挙げた。鳥谷は球団記録を更新する月間43安打を放ち、打率4割2分2厘をマーク。
 ▼ヤクルト・館山 うれしいけど(故障でチームから)抜けているので、いいのかな。挑戦者の気持ちで、前だけ向いていく。
 ▼阪神・鳥谷 暑さもあったが、本当に体調良く過ごせた。厳しい戦いが続くので、1本でも多く打ってチームに貢献したい。
 ▼オリックス・金子千 リズムを大事にして投げている。それが攻撃につながっているのかな。負けられない試合が続いている。投げろと言われたところで投げるだけ。
 ▼日本ハム・小谷野(初受賞)自分が頂いていいのかなと思った。8月に限らず、次につなげることを意識して打席に立てていることがよかった。今は個人的なことよりもチームの勝利のために頑張りたい。

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2010年9月8日のニュース