一二三「行きたい」夢膨らむメジャー観戦

[ 2010年9月8日 06:00 ]

松井秀が打席に立つ中、エンゼルス―インディアンス戦を観戦する興南の島袋洋奨投手(右)と東海大相模の一二三慎太投手

 日米親善高校野球大会は6日、米カリフォルニア州コンプトンで最終の第3戦を行った。日本選抜は4回に1点を先制したが、その裏、先発した興南・島袋洋奨投手(3年)の暴投で同点とされた。6回には2番手の東海大相模・一二三慎太投手が勝ち越し点を許した。日本選抜は米国選抜に1―2で敗れ、2勝1敗で日程を終えた。

 試合後、ナインはエンゼルスタジアムで米大リーグを観戦した。試合前には松井秀から激励。星稜2年時に選抜チームの一員としてロサンゼルスで試合をしている経験を基に「僕にとって自信となり、素晴らしい経験になった。皆さんの可能性は無限大です」と言葉を掛けられた。
 一二三は「メジャーは相当凄い場所。近づくために段階を踏んで、自分が行けるなと思えば行きたい」と夢を描いた。また、島袋は大リーグ志望かについては「メジャーのことは何も考えていないし、分からない」と話した上で、自ら中大に進学する意思を明らかにし「自分にはまだ足りないところがいっぱいあるので、そこを大学のうちに補いたい」と話した。

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2010年9月8日のニュース