貧打巨人零敗 4連敗で3位転落

[ 2010年8月20日 06:00 ]

<中・巨>帰りのバスで表情もさえない巨人・原監督

 【巨人0-3中日】当たり前のことだが、0点では勝てない。巨人が零敗で今季2度目の4連敗。その4試合で計3得点と貧打は深刻だ。4月2日以来の3位転落で、首位・阪神と3ゲーム差。原監督は「このままズルズルいくわけにいかない。チームを違う方向に向かせなければならない」と危機感を募らせた。

 前日、山井の前に8回まで無安打無得点だった打線は一夜明けても精彩を欠いた。5回2死まで完全に抑えられ、6回1死一、二塁では松本、小笠原が凡退。8回は先頭・長野が右前打で出塁も後続が3者連続三振だった。吉見に今季5度目の対戦で4敗目を喫し、試合は全敗。チーム33打席で17度もファーストストライクを見逃し、11三振中7個が低めのボール球を振らされた。今3連戦で小笠原、ラミレス、高橋のクリーンアップも計2安打。篠塚打撃コーチは「打線がね…。我慢するしかない」と表情を曇らせた。

 ▼巨人・エドガー(2回1死一塁で二ゴロをトンネル)併殺を考えて焦ってしまった。試合の勝敗にかかわる部分だった。次にやり返したい。

 ▼巨人・ラミレス(7回に12打席ぶりの右前打)吉見が素晴らしい投球だった。あしたから積極的にプラス思考で阪神戦に集中したい。

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2010年8月20日のニュース