黒田１１５球報われず…また無援に泣く

＜ドジャース・ロッキーズ＞二回、同点に追いつかれ、悔しそうにベンチに戻る黒田

　【ドジャース２－３ロッキーズ】ドジャースの黒田がまたも無援に泣いた。

　７回を６安打２失点ながら、同点のまま降板。チームは延長１０回の末に敗れた。これまで５試合の先発で０勝３敗、防御率７・５７と苦手のロ軍相手に今季最多タイの１１５球も報われず「最後は自分で白黒つけたかった」と無念さを漂わせた。７月以降の９試合先発登板で、自軍の平均得点はわずか１・８４。マリナーズ・ヘルナンデスに次ぐメジャーワースト２位の低さで、その間は１勝止まり。「野球の神様がもう少し努力しろと言っていると思いたい」と最後は自分に言い聞かせるようだった。