先制打&3ラン!小久保“戦う姿勢”示す4打点

[ 2010年8月20日 22:48 ]

 【ソフトバンク5―2楽天】苦境で頼りになるのはやはり主将だった。西武に2連敗し、当日移動で臨んだ試合。ソフトバンクの小久保は先制打と3ランで4打点と活躍。17年目のベテランは「この1カ月でパ・リーグの順位がどっと変わるのはみんな分かっている」と戦う姿勢を強調した。

 「最近は1、2番の出塁率が高い。何が何でも先制点を、と毎回思っている」と小久保。試合開始早々に回ってきた一回2死三塁の好機を逃さずに3球目の外角球を中堅方向へはじき返すと、三回1死一、二塁では左中間席へ13号3ラン。「甘めのインコースを完ぺきに打てた」と自賛した。
 先発マウンドはKスタ宮城初登板の山田だっただけに、秋山監督も「先制点が大きかったし、若い投手だからあの3ランも効いたね」と4番の活躍を手放しで褒めた。
 西武が負け、19日に消滅した自力優勝の可能性も復活した。小久保は「何とか西武のしっぽをつかめるように」と力を込める。13試合ぶりの今季13号で「気になっている数字」という通算400号まではあと3本。暑気の和らいだ仙台が再出発の夜となる。

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2010年8月20日のニュース