「あいつの分まで」福浦、大塚引退に燃えた

[ 2010年8月20日 22:47 ]

 【ロッテ3―1オリックス】ロッテの福浦が先制の2点打を放った。四回1死二、三塁でフルカウントからの直球を中前にはじき返すと、2者が生還。木佐貫が得意とするフォークボールを見極めるなど粘り、甘い球をしっかりとらえた。

 福浦は「きょうもあいつのことを考えながらプレーしている」。前日に引退を発表した、同級生で同期入団、仲のいい大塚のことだ。前夜には電話で「けがしないで頑張れ」と励まされたという。「あいつの分まで頑張る」と福浦。17年目、冷静沈着なベテランはいつもより熱かった。

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2010年8月20日のニュース