阪神 安藤、開幕戦以来の白星も不満顔

[ 2010年8月20日 06:00 ]

<横・神>最後を締めた鶴(左)は安藤にウイニングボールを手渡す

 【阪神10-4横浜】阪神の安藤が7月8日以来の先発で開幕戦以来、約5カ月ぶりの白星を挙げた。

 だが、球が高めに浮くなど制球に苦しみ「すっきりはしていない」と不満顔だった。5回までは1失点で乗り切ったが、6回に2点を失い、なおも1死一、三塁のピンチを招いたところで降板。「最低6回はいかないと。中継ぎに迷惑を掛けてしまった」と反省しきり。それでも真弓監督は「球が切れているし、攻めてる姿勢があった」と評価した。

 ≪鶴 中継ぎピシャリ!≫先発から中継ぎへ配置転換された阪神の鶴が、9回から登板し、1イニングを無失点に抑えた。「とにかく腕を振って投げることを考えた」という気持ちでマウンドに上がったが、「フォアボールもあったし、反省したいです」とポツリ。百点満点とはいかなかったものの、「今は先発のことを考えずに、体のキレを戻して、チームのために今、貢献できることをしたい」と、前向きに話していた。

 ≪スタンリッジ 腰痛で登録抹消≫阪神先発の柱スタンリッジが腰痛のため出場選手登録を外れた。14日のヤクルト戦で先発登板した後に痛みを訴えていた。20日から鳴尾浜で調整する予定。スタンリッジは今季開幕直後に入団。5月から先発ローテーションに加わり、8勝を挙げるなど活躍していた。巨人との直接対決を前の離脱。真弓監督は「9日間で戻れるなら戻ってほしいよ」と心配そうだった。

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2010年8月20日のニュース