勝負強かった報徳学園の3番打者 悪送球で一転流れ変わる

[ 2010年8月20日 14:31 ]

報徳学園―興南 2回裏報徳学園2死満塁、中島が左中間に走者一掃の三塁打を放つ。投手島袋

 【報徳学園5―6興南】報徳学園の3番中島が4打点と持ち前の勝負強さを発揮した。1回に先制打を放ち、2回には走者一掃の三塁打。「あれで優位に試合を進められるかなと思った」。準々決勝の新潟明訓戦も一人で全打点をたたき出した頼れる左打者だったが、守備の乱れでリズムがおかしくなった。

 5回の守りで悪送球。春から右肩に痛みがあったそうだが「握り損ねた。自分のミス」。これで試合の流れが変わると、9回の最後の打席は三振。一打同点のチャンスに結果を残せず、試合後は涙に暮れた。

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2010年8月20日のニュース