阪神、苦しい先発投手陣…連勝ストップ

[ 2010年8月20日 22:49 ]

 【阪神5―12巨人】頼みのチェンジアップがことごとく甘く入った。先発の小嶋は2回を持たず4失点で降板。「こんな展開になってしまって申し訳ない」と力なくうなだれた。

 一回に許した2本の適時打はいずれも低めに制球できなかったチェンジアップをとらえられてのものだった。二回1死二塁では坂本に2球続けて同じような変化球を外角へ投じて2ランを浴びた。結果として不用意に映った投球に、城島は「いいところを引き出してやろうと思ったが、長い回を投げさせてやれなかった」と悔やんだ。
 そもそも、小嶋は8日に4回3失点KOで2軍落ちしている。その左腕に再び先発を任せなければならないほど、投手事情は苦しい。21日には高校出ルーキーの秋山が先発を務めることが予想されている程だ。
 3試合連続2けた得点から一夜明けての2けた失点。連勝も5で止まった。真弓監督は「とにかく切り替えていかないと」と自らに言い聞かせるように言った。首位にはいるが、決して安泰ではない。

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2010年8月20日のニュース