報徳学園逃げ切り!大石大二郎ジュニアは代打で初出場

[ 2010年8月15日 11:53 ]

<報徳学園・福井商>4回表報徳学園2死三塁、大西が右前に適時打を放つ。投手長谷川陽、捕手長谷川貴

 【報徳学園4―2福井商】報徳学園(兵庫)が4―2で福井商(福井)に競り勝ち、3回戦に駒を進めた。報徳学園は1回、先頭の八代が初球の内角ストレートをセンターへ弾き返す三塁打で出塁。2番・谷の犠飛で1点を先制した。先制を呼ぶ殊勲の一打を放った八代は「昨日が母の誕生日で、勝ってプレゼントにできて良かった」と親孝行を喜んだ。

 2―1の5回には5番・森田の左前打などで2点を追加。投げては「1回戦はリリーフで悔しい思いをした」という3年生左腕・大西が甲子園初先発し、8安打を許しながら7回2失点。2番手の1年生・田村は2回を6人で斬って取った。

 プロ野球ソフトバンクの大石大二郎コーチを父に持つ崇晴(3年)は8回に代打で初出場して犠打を決め、「監督に急に言われて緊張したが、初球で決められてほっとした」と話した。

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2010年8月15日のニュース