巨人散発4安打…原監督「相手のペースで投球された」

[ 2010年8月15日 19:29 ]

厳しい表情で9回の攻撃を見守る原監督(左)ら巨人首脳陣

 【巨人1-5横浜】巨人打線は手元で動く球を駆使する大家をとらえられなかった。放った安打は散発の単打4本だけ。原監督は「相手のペースで投球をされた」とかぶとを脱いだ。

 一回に失策を足掛かりとしてラミレスの犠飛で先制したが、後が続かなかった。右脚を負傷した阿部の代役で5番に入っている高橋は、4打数無安打に終わり「ミスショットが何度かあった」。3点を追う六回2死一、三塁では痛烈な打球を放ったが、一塁手の守備範囲の中だった。
 これで8月は6勝7敗と黒星が先行。最下位の横浜との3連戦には勝ち越したものの、チーム状態は依然、芳しくない。17日からは中日、阪神と上位チームとの対戦が続く。指揮官は「毎試合、毎試合が大事。そういう時期にきた」と、表情を引き締めた。

続きを表示

2010年8月15日のニュース