島袋 ピンチになれば集中力段違い、12Kでピシャリ

[ 2010年8月15日 14:56 ]

2回戦を突破した完投の島袋(右から3人目)ら興南ナイン

 【興南8-2明徳義塾】センバツの優勝投手・島袋が8安打を浴びながらも12奪三振で2失点完投。3回までに4安打を許し四球も2つ出すなど立ち上がりはやや苦しんだが、走者を出してからの集中力はさすがの一言。絶妙なコースに投げ込み三振でピンチを断ち切った。自身も「失点したくない気持ちで、ピンチを抑えることができました」と走者を出してからの投球には手応えを口にした。

 試合中盤からは投球の組み立てを変化球中心に変える器用さも。我喜屋監督は「ストレート狙いがわかったので、(球種を)幅広く使いなさい」と指示したことを説明した。センバツは島袋がほぼ1人で投げきり頂点まで駆け上がったが「これからは連戦なのでピッチャーの代え時が難しい。必要なときには継投もします」と話した。

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2010年8月15日のニュース