ロッテ 2安打で勝って楽天戦の連敗ストップ

[ 2010年8月15日 06:00 ]

<ロ・楽>3回、右前に同点打を放つロッテ・金泰均

 【ロッテ3-2楽天】ロッテはわずか2安打で逆転勝ち。楽天・野村前監督流に言えば「勝ちに不思議の勝ちあり」だ。

 何しろ安打が出たのは金泰均が6試合ぶりの打点を挙げた3回だけ。1点を追う5回は無安打で2点を奪った。2四球と失策などで2死満塁となり長谷部が暴投。嶋がボールを見失っている間に2者が生還した。前日の1安打零敗に続く貧打でも楽天戦の連敗は7で止まった。里崎、サブローが故障で欠場。西岡、井口もケガを抱えながらの出場で、打線に一時期の勢いはない。ただ2試合で3安打でも1勝1敗。西村監督は「きのう1本で、きょうは2本。あしたは攻撃陣が何とかしてくれるでしょう」と打線の奮起に期待した。

 ≪薮田 山崎に雪辱≫ロッテの薮田が1点リードの7回1死満塁から2番手で登板。直球中心の投球で山崎を空振り三振、ルイーズは右飛に仕留めてピンチを脱した。楽天戦は7月8日(Kスタ宮城)でリンデンに逆転2ラン、今月4日(同)には山崎に決勝2ランを浴びており、意地のリベンジ。8回を任されるセットアッパーから配置転換された右腕は「気持ちを前面に出して投げるのがスタイル。任されたところでしっかり投げるだけ」と胸を張った。

 ▼ロッテ・吉見(6回1/3を2失点で5勝目)気合を入れて投げた。失点しても次の点はやらない気持ちで投げたのが良かった。

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2010年8月15日のニュース