大型打線手玉に取った 大家が巨人戦初勝利

[ 2010年8月15日 14:02 ]

<巨人・横浜>6回、内川の適時打で生還した武山(左)を迎える、横浜先発の大家

 巨人―横浜16回戦が15日、東京ドームで行われ、首位・巨人は7月に楽天から移籍した朝井、横浜は大家がそれぞれ先発。大家が8回途中まで4安打1失点に抑え、抑えの山口へとつなぎ、5-1で横浜が快勝した。12年ぶりに日本球界に復帰した大家は、巨人戦初勝利となった。

 巨人は初回、先頭の坂本が敵失で出塁すると四球、内野ゴロで三進し、ラミレスの右犠飛で生還。ノーヒットで先制した。横浜は先制を許した直後の2回、武山、内川の適時打で3点を奪い、すぐさま逆転した。6回には村田が左翼席上段へ2試合連続となるソロ本塁打を放ち、9回には2打席連発となる本塁打を右翼席へたたきこみリードを広げた。

 大家は6日の1回KO後、中1日で先発したが、結果を出せなかった。それだけに「何とかチームに貢献したいと思っていた。できて良かった」と安堵した。
 日米通算でプロ17年目の右腕は、これが巨人戦初勝利。ヒーローインタビューでは「うれしい。こんなにかかるとは思わなかった」と喜びを口にした。

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2010年8月15日のニュース