敦賀気比・山田が大会新!49Kで内海超えた

[ 2009年7月29日 06:00 ]

 【福井・敦賀気比5―4北陸】延長11回を投げ抜いた敦賀気比の左腕・山田が7回を除く毎回の16奪三振。4試合計38回で奪った三振は49個に達し、同校の偉大な先輩・内海(巨人)らが持つ通算43奪三振の福井大会記録を塗り替えた。

 「内海の時は延長戦が3試合ありましたからね。今の段階の完成度は山田が上。高校時代の内海は超えたと思います」と林監督も目を細める。
 入学当時から5センチアップの身長は1メートル84になり、今なお伸び続けているという。この夏の球速140キロ超えを目指しトレーニングに取り組んできたが、27日の準決勝では144キロを出した。昨春センバツは天理戦で完投も1―5で初戦敗退。「いつものようなピッチングをすればそうは打たれないと思います」。山田が“北陸のドクターK”に生まれ変わって聖地に帰って来る。

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2009年7月29日のニュース