松井秀、過去1割7分4厘も関係なし

[ 2009年7月29日 12:37 ]

 【ヤンキース2-6レイズ】ヤンキースの松井秀が左腕から2本の適時打を放ち、チームの全打点を挙げた。まずは0―3の四回1死二塁。カウント0―2から左腕カズミアーの速球を振り抜くと、打球は右前へ抜ける3試合連続の安打となった。

 過去に苦しめられてきた好投手に対し、ジラルディ監督は「左打者に打たれる傾向があるから、これがベストオーダーだ」と話し、松井秀を5番で起用。今季放った15本塁打のうち8本を左腕から打っている松井秀は、過去の対戦打率1割7分4厘の左腕攻略に「最近は(カズミアーの)調子が良くない」と自信を見せ、好結果で応えた。
 直後の走塁では二塁を狙ってタッチアウトとなったが、打線が苦しむ中でリズムをつかむ一打。九回2死二塁では救援左腕から左翼線へ適時二塁打し「最後に打って終われたのは良かった」と振り返った。2安打は17日以来、2打点は6日以来。敗戦の中で一人気を吐いた。(共同)

続きを表示

2009年7月29日のニュース