お返し4発!巨人圧勝で中日止めた

[ 2009年7月29日 20:56 ]

中日に快勝し、お立ち台でポーズをとる、(左から)巨人・亀井、古城、ラミレス、9勝目を挙げたゴンザレス

 【巨人11―1中日】巨人が一回に迎えた1死二塁の好機が、小笠原の見逃し三振で2死に変わった。だが「この先制のチャンスを、絶対にものにしなければいけない」という、ラミレスのこの試合に懸ける意気込みが打線を活気づかせ、朝倉を一気にとらえた。

 その主砲がまず、内角シュートに腕を畳んでミート、右手で力強く押し込んで中越え二塁打。亀井が外角直球に逆らわず左翼線二塁打し、久々に先発出場した李スンヨプも、外角直球を中前にはじき返した。いずれも、来た球に対して素直にバットを出す、技ありの3連続適時打といえた。
 28日の第1戦は相手に4本塁打を許した。お株を奪われての敗戦。無安打だった亀井は「きのうは2度のチャンスをつぶしていた。後ろには李スンヨプさんや阿部さんらがいるので、四球でもいいからつなぐという意識でいた」。必死な姿勢が打線を結び、古城の3ランを含めて一回に一挙6点を奪う猛攻につながった。
 中軸そろい踏みなど、きっちり前夜のお返しをする4本塁打。11得点で圧勝し、再びゲーム差を2・5に。原監督は「きのうの悔しさが出たという感じ。がっぷり四つになって戦いたい」と、3連戦の勝ち越しへ気合を入れていた。

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2009年7月29日のニュース