創部10年目の滋賀学園、常連校に圧勝で初切符

[ 2009年7月29日 16:09 ]

 創部10年目の滋賀学園が、3年連続出場を狙った近江を退け、初の甲子園出場を決めた。創部1年目はコーチ、2年目から監督に就任した山口監督は「プレッシャーに押しつぶされなかったことが勝敗を分けた」と感慨深げ。

 安打数は近江の半分の6。それでも一回に稲垣の適時二塁打で先制。四回には3安打に失策も絡んで一挙5点を挙げた。粘り強い投球で完投したエース左腕の棚上は「先に点を取ってもらったから楽だった」と満足そうに笑った。

 初回に1点を先制した滋賀学園は4回に一挙5点のビッグイニングで試合を決めた。近江は21世紀になってから決勝戦負けなしの5連勝だったが、00年以来の準優勝に終わった。
 

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2009年7月29日のニュース